演劇場裏の詩人 森鴎外

出版時間:2012-4-30  出版社:慶應(yīng)義塾大學出版會  

內(nèi)容概要

一八八四~八八年のドイツ留學中、若き森鴎外は、ライプツィヒ、ドレースデン、ベルリン、ミュンヒェンといった都市の劇場に足しげく通い、観劇體験を重ねた。
「劇場は唯準に高尚なる官能にのみ委ねたる場」とゲーテの言葉を訳出?紹介し、舞臺上演を人の感性に働きかける「詩情の発揮の場」と高く評価していた。
帰國後発表された演劇をめぐる鴎外の文章は、當時のヨーロッパの新聞?雑誌?著作と対話を交わした結(jié)果であり、獨自の視座から日本の演劇狀況に改良を求める野心的なものであった。
本書は、日獨のオリジナル資料を文獻學的アプローチのうえ詳細に分析し、日本の演劇の近代化をめざした若き文豪の演劇?劇場論を再構(gòu)成する試みである。

作者簡介

井戸田総一郎[イトダソウイチロウ]
1950年生まれ。明治大學大學院文學研究科?文學部ドイツ文學専攻教授。元慶應(yīng)義塾大學経済學部教授。73年、慶應(yīng)義塾大學経済學部卒業(yè)。75年、同大學大學院文學研究科ドイツ文學専攻修士課程修了。78年、同大學大學院博士課程満期退學。88年、アーヘン工科大學大學院文學研究科においてDr.phil.の學位取得(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)

書籍目錄

第1章 一八八〇年代のドイツと鴎外の観劇體験―劇場と制度
第2章 都市と劇場―安全な劇場をめぐる言説
第3章 演劇の近代―歐化主義と國粋主義の対立を超えて
第4章 言文をめぐる論爭と演劇翻訳―逍遙と鴎外
第5章 演劇とオペラ―「美」を語る地平へ
補章 鴎外と慶應(yīng)義塾

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