平將門〈下巻〉

出版時間:1996-11  出版社:彌生書房  作者:海音寺潮五郎  
Tag標簽:無  

內(nèi)容概要

京都朝廷では貞盛を?qū)㈤T追討使に任命し、その叔父藤原惟幾を常陸介に任じて東下させた。再び田原藤太の注進により奧州白河の関まで貞盛を追った將門は、またしてもこれを取り逃す。興世王、藤原玄明、三宅清忠等は期するところあって、時の動きを観望している。玄明はことさらに坂東一二郡の不動倉を襲った後、將門の許へ逃げこむ。義理を重んずる將門は玄明を庇護し、藤原惟幾、その子為憲と戦ってこれをくだす。將門の勢威は関八州にあまねくおよび、民草皆これになびく。八幡大菩薩の神託下るや、ついに帝位に上り「新皇」となる。一方、田原藤太の向背は明かでない。ついに藤太は貞盛?為憲に與し、將門に抗して兵を挙げる。天慶三年二月十四日、北山を戦場として激烈な戦闘が展開される。天運將門に利せず、藤太の放った鏑矢が將門の額を射抜いた。

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