出版時間:2012-7-1 出版社:小學館 作者:笹本 恒子
內容概要
人々が懸命に生きた時代の証し。
笹本恒子の優(yōu)しく懐かしい寫真集。
1 人々編―昭和を生きた人々
2 出來事編―激動の昭和
時代の目撃者、笹本恒子が捉えた優(yōu)しい昭和
日本初の女性報道寫真家、笹本恒子は2012年9月に満98歳になる。
本書は、その70余年にわたるキャリアの集大成となる寫真集。
昭和期にその道を究めた人々のポートレートと、戦前戦後の刻々とかわる社會を切り取った報道寫真を中心に収録。
「人々編」では、徳富蘇峰、室生犀星、井伏鱒二、三木武吉、加藤シヅエ、千田是也、力道山、江間章子、沢村貞子、新藤兼人など錚々たる人物が登場。
「出來事編」は日獨伊三國同盟婦人祝賀會、マッカーサー夫人、原水爆禁止世界大會、60年安保條約自然成立の瞬間など、激動の昭和史をたどるショットが続く。
笹本流カメラアイが捉えた優(yōu)しく溫かく懐かしい寫真は、人々が懸命に生きた昭和の証しといえるだろう。
【編集擔當からのおすすめ情報】
たとえば、昭和32年、將棋史上初の三冠王となった升田幸三氏。
「相好を崩す」とはこういうことか!と感心してしまう笑顔が、この寫真集には3カット収められています。豪快な棋風と野武士のような風貌で、1日に煙草を200本、酒を3升のむ“將棋の鬼”が、笹本さんのカメラの前ではひとかけらの警戒心もない自然な姿をみせています。
徳富蘇峰氏の秘書からは撮影した寫真について、「こんな柔和な先生のお顔は見たことがありません」と賛辭をいただいたそうです。
一方で、60年安保闘爭や三井三池爭議の報道寫真からは、笹本さんが現(xiàn)場で感じた憤りや興奮、共感が伝わってきます。
自伝的エッセイ『好奇心ガール、いま97歳』(弊社刊)で一躍腳光を浴びた笹本さんの、仕事の足跡をたどる一冊です。同時に、昭和を生きてこらた方々の人生とシンクロする何かが、必ず見つかる一冊だと思います。
はじめに
PART.1[人々編] 昭和を生きた人々
北原憐子(社會奉仕家)、グレン?W?ショー(日本文學研究家)、沢田美喜(社會事業(yè)家)、三木武吉(政治家)、太田 薫(労働運動家)、淺沼稲次郎(政治家)、尾崎士郎(小説家)、佐多稲子(小説家)、徳富蘇峰(ジャーナリスト?思想家?歴史家)、加藤シヅエ(婦人解放運動家?政治家)、大宅壯一(評論家)、松本満次(?宗谷?初代船長)、原田三夫(科學評論家)、三笠宮崇仁親王殿下(歴史學者)、崇仁親王妃百合子殿下(三笠宮崇仁親王の妃)、室生犀星(詩人?小説家) 、猿橋勝子(地球科學者)、谷 桃子(バレリーナ)、藤沢嵐子(タンゴ歌手)、東郷たまみ(洋畫家)、朝丘雪路(女優(yōu))、力道山(プロレスラー)、石黒敬七(柔道家?隨筆家)、ヨネヤマ?ママコ(舞踴家?振付師?パントマイミスト)、藤山一郎(歌手)、中村メイコ(女優(yōu))、長谷川 伸(小説家?劇作家)、松岡洋子(評論家?翻訳家)、千田是也(演出家?俳優(yōu))、壺井 栄(小説家?詩人)、井伏鱒二(小説家)、巌本真理(バイオリニスト)、江間章子(詩人)、木谷 實(囲碁棋士)、笠置シヅ子(歌手)、升田幸三(將棋棋士)、沢村貞子(女優(yōu)?隨筆家)、林 富美子(醫(yī)師)、南 とめ(ネガフィルム編集者)、丸木 俊(洋畫家)、村瀬幸子(女優(yōu))、結城みち子(歌人)、斎藤 史(歌人)、宇野千代(小説家)、三岸節(jié)子(洋畫家)、新藤兼人(映畫監(jiān)督?腳本家)
Column
昭和という時代/笹本恒子のカメラアイ
PART.2[出來事編] 激動の昭和
“昭和の激動期と恒子”の略年表
寫真協(xié)會(イマーヂ?デュジャポン女性編/日本の女性蕓術家たち/寫真週報)
開戦前夜(日獨伊三國同盟婦人祝賀會/日米學生會議/ヒトラーユーゲント來日)
進駐軍(銀座四丁目交差點/米軍専用車/米軍紙の女性カメラマン/マッカーサー夫人/リッジウェイ総司令官夫妻/隅田川の渡し船/橫浜本牧のホテル)
平和への祈り(永平寺/広島原爆ドーム)
女性臺頭(婦人保安官誕生/ストリップショー/警職法改正反対 )
民主化の波(原水爆禁止世界大會/三井三池爭議/60年安保闘爭)
あとがきにかえて
『恒子の昭和』収録寫真の一覧
作者簡介
笹本恒子[ササモトツネコ]
1914年(大正3)東京生まれ。日本寫真家協(xié)會名譽會員。1940年に財団法人寫真協(xié)會に入社、日本初の女性報道寫真家となる。戦後はフリーのフォトジャーナリストとして活躍し、1950年には戦後初の寫真展を開催。一時期現(xiàn)場を離れるが、1985年の寫真展をきっかけに完全復帰。2001年第16回ダイヤモンドレディ賞受賞。2011年第45回吉川英治文化賞、日本寫真協(xié)會賞功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)
圖書封面
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