中國の宗族と國家の禮制

內(nèi)容概要

本書は、宋代以降における宗族を考察の対象とする。まず最初の説明しておかねばならないのは、本書で用いる宗族という用語の意味である。現(xiàn)在私たちは、血縁関係および婚姻関係によって結(jié)ばれている人々を指して親族と呼んでいる。中國では、「親屬」という言葉がこれに相當(dāng)し、「本宗」と「外姻」の両者が親屬＝親族のなかに含み込まれている?！副咀凇工趣?、自己の男系の血縁によって結(jié)ばれている人々（男系血縁親）とその配偶者のことを指し、「外姻」は、婚姻関係を挾んだ関係であり、女系血族、妻の実家、娘の嫁ぎ先など、要するに本宗ではなくして、親類関係にある者をいう。このうち前者の「本宗」が宗族という用語の最も広い定義に相當(dāng)する。つまり、同じ祖先から分かれた父系出自の親族である。
中國社會獨(dú)自の社會構(gòu)造を解明する鍵＝宗族の宋以降の歴史的特質(zhì)とその変遷を明らかにする。

書籍目錄

＜目次＞
宗族の歴史的特質(zhì)に関する再考察／宗法の継承／祖先祭祀と家廟／夏言の提案／宗族形成の再開／清朝と宗法主義／清代における蘇州社會と宗族／宗族普及の一局面／珠江デルタにおける宗族の普及

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無

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