小林多喜二

出版時間:2009-1-20  出版社:巖波書店  作者:ノーマ?フィールド  
Tag標(biāo)簽:無  

內(nèi)容概要

『蟹工船』の作者,小林多喜二(1903-33).その生き方と作品群は,現(xiàn)代に何を語りかけるのか.多喜二に魅せられ,その育った街?小樽に住んで多くの資料?証言に接した著者が,知られざる等身大の人間像に迫る.生涯,絵畫も音楽も愛し,戀の試練に向き合い,反戦と社會変革に生きて拷問死に至った軌跡が,みずみずしい筆致の中に甦る.

作者簡介

ノーマ?フィールド(Norma Field)1947年、東京で米國人の父と日本人の母との間に生まれる。1965年、アメリカン?スクール卒業(yè)後に渡米し、カリフォルニア州の女子大(當(dāng)時)、ピッツァー大學(xué)へ。フランス留學(xué)中に「5月革命」を経験。帰米、卒業(yè)後は教師、主婦などを経て、1983年にプリンストン大學(xué)で博士號取得。2004-05年、小樽市在住。現(xiàn)在、シカゴ大學(xué)教授。専攻は日本文學(xué)?日本文化。シカゴ在住。
著書に『天皇の逝く國で』『祖母のくに』『へんな子じゃないもん』(以上、大島かおり訳、みすず書房)、『源氏物語、「あこがれ」の輝き』(斎藤和明?井上英明?和田聖美訳、同)、『平和の種をはこぶ風(fēng)になれ』(共著、梨の木舎)ほか。訳書に夏目漱石『それから』(ミシガン大學(xué)日本研究センター)。

書籍目錄

プロローグ―多喜二さんへ
第一部 世界と向き合う作家へ―助走の日々
1 近代としての北海道―その「心臓」小樽
2 少年期の眼差しとことば
3 人生観、世界観の形成
4 記憶される青年?多喜二
第二部 銀行員からプロレタリア作家へ―「人間への信頼」を基に
1 田口瀧子との運命的出會い
2 「頭から」でなく「胸の奧底から」
3 第一回普通選挙と日常生活
4 『1928年3月15日』の壯絶
5 『蟹工船』という鏡
第三部 小樽から東京へ―「體全體でぶっつかって」
1 クビになって執(zhí)筆する
2 「田舎者」の新進作家
3 新聞小説『安子』
4 全力疾走―『黨生活者』
5 東京の冬空の下の死
エピローグ―ふたたび多喜二さんへ
あとがき
參考文獻
略年譜

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