安部公房の演劇

出版時間:2004/04/30  出版社:水聲社  作者:高橋信良  
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內(nèi)容概要

1950~70年代、新劇とも小劇場運動とも異なる獨自の路線を模索した安部公房の演劇。
劇団をみずから主宰し、獨自の演技體系“安部システム”を確立、三島由紀夫に「羨望に堪えぬ」と言わしめた活動の真の意義は何か。
アルトー研究の気鋭による初の本格的安部公房演劇論。
1 敘事という名の抒情(原風景―「墓の中の誕生」;時間と空間;ニュートラル―演技の生理學 ほか)
2 あわせ鏡の世界(欲望と殘酷;幽霊の履歴書;ウエーの変遷 ほか)
3 おかしくて恐い世界(突飛な現(xiàn)実;基底材としての現(xiàn)実;覗いてみる現(xiàn)実)

作者簡介

高橋信良[タカハシノブヨシ]
1962年、広島に生まれる。中央大學大學院博士課程満期中退。現(xiàn)在、千葉大學助教授。専攻、比較演劇

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