宗教としての儒教

內(nèi)容概要

【序文】より
儒教の伝統(tǒng)は東アジアでは長(zhǎng)い歴史をもっている。それは東アジア文明の主要なシンボルの一つである。
ある人々は儒教を、敬慕すべき経験として見(jiàn)なしてきた。それは東方での道徳的公正、家族的結(jié)束、社會(huì)調(diào)和、教育的卓越性、そして政治的結(jié)集力への強(qiáng)調(diào)であった。他の人々からは、抑圧的で反動(dòng)的観念形態(tài)として、若者たちや女性たちや下層階級(jí)の人達(dá)を抑圧する役割を果たすものとして、したがって近代化の障害物として見(jiàn)なされた。中國(guó)本土では、儒教は二〇世紀(jì)の始めごろ、それまでにない強(qiáng)烈な挑戦に直面し、鋭く批判された。その時(shí)、中國(guó)の知識(shí)人たちはすべて、その教えを封建的であり、中國(guó)を近代化するにはふさわしくないと拒絶した。その全面的な徹底的滅亡を要求したのであった。この儒教に対する反感は、一九六〇年代の後半、無(wú)産階級(jí)文化大革命の全盛期に絶頂に達(dá)した。年老いた毛沢東主席の激勵(lì)によって、紅衛(wèi)兵たちが儒教を、中國(guó)の過(guò)去の最も有害な殘滓として、そして根絶されるべきものとして告発した。しかし、儒教の環(huán)境は思いもしない形で変化した。それは、二〇年もたたぬ後のことであった。東亜の“四匹の龍”（ホンコン、シンガポール、臺(tái)灣、韓國(guó)）の経済的奇跡が儒教の性質(zhì)の再評(píng)価をもたらした。この四つの國(guó)々はその道徳的価値観からも行動(dòng)様式からも非常に“儒教”的であったからである。儒教は部分的ではあるとしても、これら“四匹の龍”の経済的成功、科學(xué)技術(shù)的成功に責(zé)任があったであろうか？儒教は現(xiàn)代的なものと本當(dāng)に矛盾して両立できないのか？いずれにせよ、儒教とは何なのか？宗教は人間生活に究極的な関心をもち、人間存在に最終目標(biāo)を與える。宗教はまた、ある意味での超越なるものを伝え―その圧倒的実在感、それが畏怖の念を起こさせる。それがあまりにも雄大であるので、他のすべてのものを小さきものとする。
我々が本書(shū)において確立しようとしていることは、儒教の伝統(tǒng)はその本質(zhì)と機(jī)能において深く宗教的であるということ、そしていかなる儒教の理解あるいは解釈であっても、単なる人文的、倫理的、社會(huì)的、政治的制度では、その本質(zhì)的核心をとらえそこなうということである。世界の主要な宗教的伝統(tǒng)の中に、儒教の正當(dāng)な場(chǎng)所を設(shè)定する時(shí)がきたのである。

書(shū)籍目錄

序　文　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石 漢 椿
儒教の伝統(tǒng)における宗教的特質(zhì)　　　　　ロッドネイ?Ｌ?タイラー
儒教の宗教経典としての四書(shū)　　　　　　　　　　　　　　石 漢 椿
儒教と中國(guó)近代　　　　　　　　　　　李　　申（訳　日野康一郎）
宗教としての儒教―比較宗教による初歩的検討―
黃 進(jìn) 興（訳　日野康一郎）
明末中國(guó)における十戒の「補(bǔ)儒易仏」性について　　　　　葛谷　登
儒教國(guó)家としての明―天子の修省を中心に　　　　　　　　淺井　紀(jì)
儒教と日本神道　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奧崎裕司
編集後記　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奧崎裕司

圖書(shū)封面

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無(wú)

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