終戦のローレライ〈1〉 (講談社文庫)

內(nèi)容概要

1。
昭和二十年、日本が滅亡に瀕していた夏。崩壊したナチスドイツからもたらされた戦利潛水艦·伊507が、男たちの、國家の運(yùn)命をねじ曲げてゆく。五島列島沖に沈む特殊兵器·ローレライとはなにか。終戦という歴史の分岐點(diǎn)を駆け抜けた魂の記録が、この國の現(xiàn)在を問い直す。第22回吉川英治文學(xué)新人賞受賞。
2。
この國に「あるべき終戦の形」をもたらすと言われる特殊兵器·ローレライを求めて出航した伊507?；貐蝿?wù)に抜擢された少年兵·折笠征人は、太平洋の魔女と恐れられたローレライの実像を知る。米軍潛水艦との息詰る死闘のさなか、深海に響き渡る魔女の歌聲がもたらすのは生か死か。命の凱歌、緊迫の第2巻。
3。
その日、広島は核の業(yè)火に包まれた。人類史上類を見ない大量殺戮の閃光が、日本に定められた敗北の道を歩ませ、「國家としての切腹」を目論む淺倉大佐の計(jì)畫を加速させる。彼が望む「あるべき終戦の形」とは?その凄慘な真実が語られる時(shí)、伊507乗員たちは言葉を失い、そして決斷を迫られた。刮目の第3巻。
4。
「ローレライは、あなたが望む終戦のためには歌わない」あらゆる絶望と悲憤を乗り越え、伊507は最後の戦闘へ赴く。第三の原子爆弾投下を阻止せよ。孤立無援の狀況下、乗員たちはその一戦にすべてを賭けた。そこに守るべき未來があると信じて。今、くり返す混迷の時(shí)代に捧げる「終戦」の祈り。畢生の大作、完結(jié)。

作者簡介

1968年東京都生まれ。私立千葉商科大學(xué)中退?！?8年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川亂歩賞を受賞しデビュー?！?9年刊行の『亡國のイージス』で第2回大藪春彥賞、第18回日本冒険小説協(xié)會(huì)大賞、第53回日本推理作家協(xié)會(huì)賞をトリプル受賞した。また『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文學(xué)新人賞、第21回日本冒険小説協(xié)會(huì)大賞を受賞。

圖書封面

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