転換期における中國儒教運動

內(nèi)容概要

五四新文化運動から批林批孔に至まで、中國近現(xiàn)代史において「儒教」は一貫して厳しい批判に曝されてきた。しかし、ごく近年の経済発展とともに「中華文化の復(fù)興」が唄われはじめると、その基調(diào)思想として再び腳光を浴びている。転換期に、つねに社會的な広がりを伴いつつ蘇生する儒教思想の根強(qiáng)さを、主に明末?清初に焦點をあてて検証する。

作者簡介

森　紀(jì)子
1945年，生まれ。1975年，京都大學(xué)大學(xué)院文學(xué)研究科東洋史學(xué)専攻博士課程単位修得満期退學(xué)。文學(xué)博士（京都大學(xué)）。1977年，中華人民共和國四川大學(xué)外文系講師（～1982年）。1991年，鈴鹿醫(yī)療短期大學(xué)専任講師（～1995年）。1995年より現(xiàn)職，神戸大學(xué)文學(xué)部教授。
主な著訳書
「梁啓超の仏學(xué)と日本」『梁啓超』（みすず書房、1999年）
茅盾主編『中國の一日』（共訳、平凡社、1984年）
余英時『中國近世の宗教倫理と商人精神』（訳、平凡社、1991年）

書籍目錄

序
前編　明末の世相と儒教の変容
第一章　近世の「列女伝」と通俗規(guī)範(fàn)
第一節(jié)　正史の「列女伝」
第二節(jié)　近世の「列女伝」
第三節(jié)　清末の「守節(jié)」と「孝義」
第二章　白話小説に見る明末の世相――烈婦と郷宦――
第一節(jié)　小説「唐貴梅伝」
第二節(jié)　『明史』の三烈婦と帰安の烈婦
第三節(jié)　小説の「新都の楊氏」とその実像
第三章　泰州學(xué)派の形成――塩場からの異軍突起――
第一節(jié)　安豊場の王氏
第二節(jié)　王心斎の軌跡
第三節(jié)　塩場の弟子達(dá)
第四節(jié)　塩場の課題
第四章　処刑された泰州學(xué)派――名教の罪人?何心隠――
第一節(jié)　講學(xué)の風(fēng)潮及び弾圧
第二節(jié)　名教の罪人
第三節(jié)　原學(xué)原講（學(xué)とは何か講とは何か）
第四節(jié)　何心隠のコミュニティ
後編　中國の近代化と儒教運動
第五章　孔教運動の展開――儒教國教化問題――
第一節(jié)　孔教について
第二節(jié)　変法と孔教
第三節(jié)　海外に流出する孔教と「宗教」概念の導(dǎo)入
第四節(jié)　陳煥章と『孔教論』
第六章　尊孔運動の岐路
第一節(jié)　鄭孝胥と『孔教新編』
第二節(jié)　『上?！贿L刊の論調(diào)
第三節(jié)　孔學(xué)會の成立
第四節(jié)　孔教と民間宗教
第七章　泰州學(xué)派の再発見――虛無主義から唯情主義へ――
第一節(jié)　朱謙之の思想遍歴
第二節(jié)　虛無主義者の再生
第三節(jié)　一般的考察
第八章　新儒家梁漱溟の「郷村建設(shè)理論」
第一節(jié)　東方派
第二節(jié)　梁漱溟の郷村建設(shè)理論
第三節(jié)　章士釗の農(nóng)村立國論
第四節(jié)　梁啓超の新文化運動と郷治
第五節(jié)　梁漱溟の「補充改造された郷約」
あとがき
參考文獻(xiàn)一覧
索　　引

圖書封面

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無

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