出版時間:1980-1-9 出版社:ブロンズ社 作者:平口広美
內(nèi)容概要
1978年から翌年までのガロなどで掲載した作品をまとめた短編集で、いわゆるエロ漫畫としてカテゴライズされるのでしょうが、平口広美の世界は良く言えばつげ義春先生になどにも通じる不條理モノの要素も取り入れています?;镜膜寺豆扦圣ē砻鑼懁肖辘胜韦扦工?、どこか不安定な、夢のような…
そんな高尚な要素は感じさせないくらい、変態(tài)的な性欲のパワー満載なのですが。宗教意識は弱いくせいに色欲を大罪だとか忌避すべきものと思い込まされている今時の男性は、すっかり性欲が減退して去勢されてるだのいろんな事を言われ放題ですが、これらの作品集を読んでガハハ親父のたくましいアレを取り戻して欲しいものです。男性の勝手な妄想を表現(xiàn)した性犯罪が多いので、女性読者には受け入れられないと思いますが。
そこまで露骨なエロ表現(xiàn)は使っていない「愛のタバコ屋」は初期の名作で、近所の者達に抱かれる事で生活が成り立つ貧乏なタバコ屋の娘に戀する少年の話。あとは強姦と暴力を繰り返しながら走る男を描いた「走る!」なんかも衝撃的でした。
この「マッスル 平口広美第一作品集」に収録されている作品は全10編。どれもエロ漫畫の姿をしながら、キレイ事ばかりの奴らと世の中に何か叩きつけてやろうという意志を感じる傑作揃いでした。
圖書封面
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