月島物語ふたたび

出版社:工作舎  作者:四方田 犬彥  

內(nèi)容概要

1988年、ニューヨーク帰りの批評家が、東京灣に浮かぶ月島で、長屋暮らし始めた。
植木が繁茂する路地、もんじゃ焼の匂い漂う商店街、鍵もチャイムもいらない四軒長屋…。
昔ながらの下町の面影を殘すこの街だが、実は日本の近代化とともに作られた人工都市だった。
モダニズムがノスタルジアに包まれた街―批評家はそのベールを一枚ずつはがし、月島の全體像を浮かび上がらせていく。
日本近代化論、文學論、都市論を縦橫に駆け巡る傑作エッセイの待望の復刊。
第一回斎藤緑雨賞を受賞した単行本版、文化人類學者?川田順造氏との対談を含む文庫版補遺に加えて、書き下ろしエッセイ、建築史家?陣內(nèi)秀信氏との対談、各時代の月島風景などを収録した決定版。
ランディング?オン
埋立地は語る
孤児流謫
月島通一九九〇年三月
大川の盡きるところ
衣裳の部屋
貓と鼠
佃の大祭
勝鬨橋と月島獨立計畫
風の中の牝鶏
わが隣人、中野翠
天使と大將
もんじゃ焼と肉フライ
水の領分
エリアンの島
高樓の変遷
路地に佇む
四方田犬彥氏は1988-94年まで月島の長屋で生活し、以後、月島を離れています。今回、再び月島を訪れて各方面の取材を重ね、「陸地で生じることのいっさいを、水という隔たりを通して、島の側から眺め思考すること」の必要性を説いていきます。
本書はそうした趣旨に沿って、常に「水」を意識させるような造本設計を行ないました。本文には隅田川を思わせる濃紺の刷り色を採用し、小口にはペ-ジを開いているときは川波を想起させるべく縞模様が現(xiàn)われるようにしました(本表紙もこれらの設計とイメ-ジを合わせています)。ぜひ実物を手にとって、この造本の妙味を味わいください。

作者簡介

四方田犬彥[ヨモタイヌヒコ]
1953年、兵庫県生まれ。比較文學者、映畫史家。東京大學で宗教學を、同大學院で比較文學?比較文化を學び、その後、コングック大學、コロンビア大學、ボローニャ大學などで客員教授を務める。現(xiàn)在は明治學院大學文學部蕓術學科教授。関心の領域は幅広く、映畫はもとより文學、都市、漫畫、美術、音楽、料理、民族差別など多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)

圖書封面

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