〈共感〉の現(xiàn)場検証

出版時間:2011-11-11  出版社:ろしお出版  作者:西山利佳  

內(nèi)容概要

感動とはなんだろうか。読後の「心地よさ」に抵抗して、その「感動」の正體を探る。雑誌『日本児童文學』編集長でもある著者が、「児童文學」への批評的な関心により執(zhí)筆してきた、書きおろしを含む21篇を収録(シリーズ第二巻)。
「心地よさ」に抵抗し「感動」の正體を探る。

書籍目錄

I 九〇年代からゼロ年代へ
1 いわゆる「ボーダーレス」作品の言葉をとらえる試み――を中心に
2 戦後五〇年?児童文學の対意識メモ
3 の現(xiàn)場検証――『夏の庭』『宇宙のみなしご』『西の魔女が死んだ』に感動したあなたへ
4 透明な不安から身體の手応えへ
5 生き殘りの生き方
6 再び地に足をつけるゼロ年代児童文學への期待――続?透明な不安から身體の手応えへ
II 意識的に読む
7 「児童文學」の「意識」としての児童文學批評が児童文學を鍛えるということについて
8 総天然色の人生とセピア色の悲しみ――の書き手、日比茂樹
9 外へ「放す」こと――あるいは「語り」への信頼
10 指向の甘いわな
11 終わらない?終わりたい?終わる?終われば?。卡D―現(xiàn)代日本児童文學「終わり」考
12 実感體感「歯型」考
13 厳然 VS もやもや――巖瀬成子作『朝はだんだん見えてくる』×伊藤遊『えんの松原』
III 「世界」と児童文學の間で考える
14 児童文學は「わたし」と世界をつなげるか――「加藤典洋」を児童文學論として読む
15 『わたしたちのアジア?太平洋戦爭』體験から児童文學を考える
16 『あのころはフリードリヒがいた』合評研究會後記
17 『まぼろしの犬』おわりの発言
18 戦爭児童文學
19 もしもしと呼びかけ続けて――『りかちゃんの國語科通信』(梨の木舎)という伝え方
20 上橋菜穂子『獣の奏者』を新しい戦爭児童文學として読む
21 子どもの貧困にきく児童文學

圖書封面

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