成熟という檻 『魔法少女まどか☆マギカ』論

出版時間:2011-8-10  出版社:キネマ旬報社  作者:山川賢一  

內容概要

アニメ史に殘る空前の話題作『魔法少女まどか☆マギカ』を、群像新人文學賞の評論部門で2年にわたって最終選考に殘り、
評論家?宮崎哲彌に「次世代評論家の注目株」とされている著者が論じる、一筆入魂の書き下ろし。
超本格SFプロットとさまざまな文學的含意をはらんだ同作をスタート地點にして、SFやホラーを中心としたさまざまな小説、映畫、
コミックなどに批評の射程を広げ、名シーンの豊富な図版と共に、本作が孕む「少女たちの希望と絶望」を鋭く考察する。

作者簡介

山川賢一(やまかわ?けんいち)
1977年愛知県生まれ。名古屋大學大學院文學部人文學科フランス文學専攻修了後、
會社員、予備校講師を経て文筆活動に移る。名古屋在住。
【執(zhí)筆作】
「フィジカルな宇宙―H?G?ウェルズ」
2009年度(第5回)日本SF評論賞(日本SF作家クラブ主催/「S-Fマガジン」後援)最終選考作品
「H?G?ウェルズ―ダーウィニズムの詩學」
2011年度(第54回)群像新人文學賞 評論部門 最終選考作品

書籍目錄

はじめに
【1】希望のない檻さやかと杏子
1-1 希望と絶望
さやかと杏子
希望と絶望はなぜ「差し引きゼロ」なのか
まどかの願い
テーマの複雑化
1-2 非人間的な秩序Jホラーとの比較
秩序の恐怖
コズミック?コンフリクト
友に呼びかける
1-3 さやかと杏子の結末ホラーとしての『まどか☆マギカ』
魔法少女の生存條件
さやかの結末
杏子の結末
1-4 「非人間的な秩序」とゾンビ
ホメロスからドラキュラまで
『モロー博士の島』
ゾンビと未來
魔法少女とゾンビ
全體主義と未來
1-5 失った未來
タイムループ
反復
【2】希望の檻まどかとほむら
2-1 インキュベーター
インキュベーターと契約
インキュベーターと未來
2-2 希望の檻
ほむらとまどか
未來の知識
人間性と死
『新世紀エヴァンゲリオン』と組織
2-3 ヒーローへの懐疑
心の自由とヒーロー
避けられた対決
おわりに

圖書封面

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