犯行現(xiàn)場の作り方

出版時(shí)間:2006/12/01  出版社:ディアファクトリー  作者:安井俊夫  
Tag標(biāo)簽:無  

內(nèi)容概要

人気ミステリーに登場する不思議な建物を一級建築士が建築図面に落とし込む。
ミステリー小説、とりわけ本格、新本格と呼ばれる作品には、愛すべき不可解な建物が多い。橫溝正史「本陣殺人事件」、江戸川亂歩「三角館の恐怖」など10作品中の記述を手がかりに図面を引き、「犯行現(xiàn)場」を作り上げていく。
目次
第1章 正十角形の危険な館
高さ6m。支柱のない屋根に、巨大なガラス製の出窓
――『十角館の殺人』綾辻行人
第2章 日當(dāng)たりの悪い「8」の字の家
お風(fēng)呂が12個(gè)ある大豪邸は、中庭からの採光が頼り
――『8の殺人』我孫子武丸
第3章 51mの廊下があるロッジ
窓のない狹くて暗い廊下に、客室15室が一直線!
――『長い家の殺人』歌野晶午
第4章 明治の建物を改修したホテル
居留地建築の様式にインド風(fēng)裝飾を施した擬洋風(fēng)建築?
――『玄い女神』篠田真由美
第5章 建物も廊下も十字の屋敷
火事が起きても逃げやすい!? バリアフリーな3階建て
――『十字屋敷のピエロ』東野圭吾
第6章 元?天文臺の大豪邸
オリオン座を表現(xiàn)。中と外を逆転させた天才的建築家の趣向
――『笑わない數(shù)學(xué)者』森博嗣
第7章 教団の中庭に立つ82mの塔
教祖のみがエレベーターで上がれる、頭頂部の<祈りの間>
――『誰彼』法月綸太郎
第8章 本陣の格式を伝える離れ家
枝折り戸には閂。手水鉢から欄間をのぞき、こざるを外す
――『本陣殺人事件』橫溝正史
第9章 正方形を2等分した三角屋敷
実は臺形! 仲たがいで真っぷたつにした奇妙な洋館
――『三角館の恐怖』江戸川亂歩
第10章 斜めに5度傾けられた館
寒の宗谷岬に立つ、傾いた屋敷とピサの斜塔を模した塔
――『斜め屋敷の犯罪』島田荘司

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