狩野派―探幽と江戸狩野派

出版時間:2006 .12  出版社:東京美術(shù)  作者:安村 敏信  
Tag標簽:無  

內(nèi)容概要

狩野派(かのうは)は、日本絵畫史上最大の畫派であり、室町時代中期(15世紀)から江戸時代末期(19世紀)まで、約400年にわたって活動し、常に畫壇の中心にあった専門畫家集団である。室町幕府の御用絵師となった狩野正信を始祖とし、その子孫は、室町幕府崩壊後は織田信長、豊臣秀吉、徳川將軍などに絵師として仕え、その時々の権力者と結(jié)び付いて常に畫壇の中心を占め、內(nèi)裏、城郭、大寺院などの障壁畫から扇面などの小畫面に至るまで、あらゆるジャンルの絵畫を手掛ける職業(yè)畫家集団として、日本美術(shù)界に多大な影響を及ぼした。
狩野派は、親?兄弟などの血族関係を主軸とした畫家集団で、約4世紀間の長期にわたって一國の畫壇に君臨したという點で、世界的にも他にほとんど例を見ないものである。狩野派の代表的な絵師としては、室町幕府8代將軍足利義政に仕えた初代狩野正信とその嫡男?狩野元信、元信の孫で、安土城や大坂城の障壁畫を制作した狩野永徳、永徳の孫で、京都から江戸に本拠を移し、江戸城、二條城などの障壁畫制作を指揮した狩野探幽、京都にとどまって「京狩野」と稱された一派を代表する狩野山楽などが挙げられる。

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