経済危機?その根源: 現(xiàn)代金融帝國主義

內(nèi)容概要

本書は、一九八〇年代後半から新世紀(jì)初年度にかけての日本経済、それとの関わりでのアメリカ経済の分析を試みたものである。七一年八月のドル?金交換停止によって基軸通貨?ドルは実質(zhì)的に形骸化しながら、しかし資本主義各國間の協(xié)調(diào)(アメリカの軍事力を背景とした各國への制裁、威嚇が加わった中で)によって今日までドル體制が維持されてきた。しかし、九〇年代後半以降の全世界的規(guī)模での通貨?金融投機、それによる各國実體経済の撹亂こそ、ドル體制維持策の結(jié)末といえる。結(jié)論的にいえば、今日の経済危機をもたらしている根源は、現(xiàn)代的金融資本の全世界的展開による金融帝國主義にある。こうした現(xiàn)実経済の実態(tài)分析をふまえながら、経済危機克服への基礎(chǔ)的理解、基本的方向性をも明かにしようと試みる。

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