出版時間:2002 出版社:皓星社 作者:任正爀
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內容概要
これまで、日本の読書界において東アジアの知性史といえば、一般的には儒教史や道家思想、仏教史といったものに代表されがちであり、またその中心は舊中國であったことは否めません。
しかしながら、古代より朝鮮半島における知的活動が、日本列島に大きな影響を及ぼしてきていることは隠れもなきことです。李朝朝鮮における大儒、李退渓(李滉、1501-1570)の思想が、林羅山、藤原惺窩、山崎闇斎といった人々に大きな影響を與えた事実は、関心のある向きには辛うじて知られている、だがかなり重要な知的交流の証拠です。また、舊中國の科學史?科學思想研究はJ?ニーダムの膨大な業(yè)績や、山田慶児『朱子の自然學』(巖波書店、1978)等によって徐々に周知のものとなってきていますが、その一方で李朝期の科學技術史やその思想についてはほとんど知られるところがありません。
しかし、世界史上初めて金屬活字が製作され、訓民正音(ハングル)という非常に合理的な文字表記が意図的に考案されたのが朝鮮であることを鑑みても、この地に科學的合理主義と親和的な知の活動があることは容易に見て取れます。
この度當書肆より刊行されます本書は、この間隙を埋める貴重な業(yè)績であり、本邦初の本格的研究論集です??茖W史や朝鮮史の研究者のみならず、東アジアの知性史をこれまでのイメージに囚われず、広い視野から見直す必要性を感ぜられている方々に広くお薦め致します。
作者簡介
1955年生まれ。
1978年朝鮮大學理學部物理學科卒業(yè)。
1985年東京都立大學大學院物理學研究科博士課程修了。
現(xiàn)在、朝鮮大學校理工學部教授。理學博士。
[主要編著書]
『朝鮮の科學と技術』(明石書店、1993)
『朝鮮科學文化史へのアプローチ』(明石書店、1995)
『現(xiàn)代朝鮮の科學者たち』(彩流社、1997)
『朝鮮科學技術史研究』(皓星社、2001)
『朝鮮近代科學技術史研究』(皓星社、2010)
『朝鮮科學史における近世』(思文閣出版、2011)
『エ ピソードと遺跡をめぐる朝鮮科學史』(皓星社、2012)
書籍目錄
まえがき
李朝科學技術史の特徴と基本性格
李朝時代の技術教育
李朝時代の醫(yī)學書出版事業(yè)の特徴
李朝前期手工業(yè)の性格について
一五世紀の諸科學
『世宗実録』に関するいくつかの考察
弘文館に関する歴史的考察
朝鮮実學派とその著書
朝鮮実學派の科學思想
李朝後期における手工業(yè)の変遷
李朝後期の金屬加工業(yè)の形態(tài)について
一九世紀開國以前の諸科學
金正浩『大東輿地図』の版木と獄死説
『漢城旬報』と開化思想
交通運輸の発展と近代的逓信の出現(xiàn)
李朝末期の近代建築 朝鮮科學史主要文獻
解題
あとがき
圖書封面
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無
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