令義解の受容と研究

出版時(shí)間:2010-2-28  出版社:汲古書(shū)院  作者:荊木美行 著  
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內(nèi)容概要

【本書(shū)より】『令義解』全十巻三十篇は、養(yǎng)老令の條文に対する官撰の注釈書(shū)で、官撰ゆえ、令に準(zhǔn)じる法的効力を有していた。この書(shū)は、明法博士額田今足の上申により、清原夏野?讃岐永直?菅原清公らが編纂したもので、天長(zhǎng)十年(八三三)に完成し、承和元年(八三四)十二月十八日に施行された。その內(nèi)容については、『令集解』からの復(fù)元による七篇もふくめて、今日その大部分を知ることが可能であり、これまで日本古代史や法制史の研究者に利用されてきた。
本書(shū)は、この『令義解』を?qū)澫螭趣工搿⒀}數(shù)の研究成果を活字化したものである。いずれも、研究史上きわめて重要でありながら、ながらくひとびとの目にふれることのなかったものを取り上げている。題して『令義解の受容と研究』という。具體的には、戦時(shí)中舊神宮皇學(xué)館大學(xué)でおこなわれた令の共同研究の記録である『令共同研究會(huì)記録』?壺井義知著『令義解序表官符詔書(shū)解』?同『令義解序抄』を翻刻?紹介している。
『令義解』については、清原夏野自身による序をはじめとして、やはり清原夏野の筆にかかる天長(zhǎng)十年(八三三)十二月十五日の「上令義解表」、天長(zhǎng)三年(八二六)十月五日の「応撰定令律問(wèn)答私記事」と題する太政官符、承和元年(八三四)十二月十八日の『令義解』施行の詔、といった史料が殘されており、これによって、編者や編纂の経緯をかなり詳細(xì)にうかがうことが可能である。上記の本書(shū)所収の諸資料は、おもにこれらの史料を?qū)澫螭趣筏垦芯郡牵ā毫罟餐芯繒?huì)記録』は官位令まで及ぶ)、その內(nèi)容は今日でもなお命脈を保っていると思われる。
本書(shū)は、これまでその全貌が不明であった、神宮皇學(xué)館大學(xué)でおこなわれた令の共同研究速記録『令共同研究會(huì)記録』全十二回分ほか、律令研究に欠くことのできない資料を提供するものである。

書(shū)籍目錄

第一章 神宮皇學(xué)館大學(xué)『令共同研究記録』(一)(第一回~第四回)
第二章 神宮皇學(xué)館大學(xué)『令共同研究記録』(二)(第五回~第八回)
第三章 神宮皇學(xué)館大學(xué)『令共同研究記録』(三)(第九回~第十二回)
第四章 神宮皇學(xué)館大學(xué)『令共同研究記録』(四)(研究會(huì)資料)
①令義解序原文とその訓(xùn)読
②令義解序の平仄
③令義解の撰者
清原眞人夏野?南淵朝臣弘貞?藤原朝臣常嗣?
菅原朝臣清公?藤原朝臣雄俊?藤原朝臣衛(wèi)?
興原宿禰敏久?善道宿禰眞貞?小野朝臣篁?讃岐公永直?
川枯首勝成?漢部松長(zhǎng)
④位階制と官制の変遷
⑤「つかさ」と「くらゐ」に関する史料
第五章 『令義解』受容史覚書(shū)―壺井義知の研究を中心に―
第六章 壺井義知『令義解序表官符詔書(shū)解』について
第七章 壺井義知『令義解抄』
あとがき?主要語(yǔ)句索引

圖書(shū)封面

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