出版時(shí)間:2012-3-27 出版社:汲古書院 作者:吾妻 重二 編,樸 元在 編
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內(nèi)容概要
二〇〇九年十一月三日?四日の二日間、韓國(guó)慶尚北道安東市の韓國(guó)國(guó)學(xué)振興院において、韓國(guó)國(guó)學(xué)振興院および関西大學(xué)グローバルCOE「文化交渉學(xué)教育研究拠點(diǎn)」(ICIS)共催の國(guó)際シンポジウム「朱子家禮と東アジアの文化交渉」が開かれた。本書はそのシンポジウムの論文集である。
シンポジウムが朱熹の『家禮』と「東アジア」を銘打ったのにはわけがある。南宋の朱熹(一一三〇~一二〇〇)が著わした『家禮』は朱子學(xué)の広範(fàn)な伝播とあいまって、中國(guó)のみならず、朝鮮、ベトナム、琉球、日本などの東アジア地域にさまざまな影響をもたらしたからである?!杭叶Y』とは冠婚喪祭(冠婚葬祭)を行なうための手引書であり、近世以降、この地域において日常の通過儀禮や死者儀禮のための重要なマニュアルと目されてきた。しかし、これまで儀禮研究が立ち遅れていたこともあって、その具體的な様相は必ずしも明らかになっていなかった。そこで本學(xué)と研究協(xié)力協(xié)定を結(jié)んでいる韓國(guó)國(guó)學(xué)振興院とはかり、広い視野から『家禮』をとりあげるシンポジウムを企畫、開催したのである。
書籍目錄
第一部 『家禮』の知的文脈
朱子學(xué)と『朱子家禮』――理學(xué)のための禮學(xué) …………………………………… 崔 真徳(篠原啓方 訳)
家族、儀禮、善政――朱熹禮學(xué)の形成過程 ………………………………………… 宋 在倫(吾妻重二 訳)
『朱子家禮』における人間と社會(huì)
――新たな宗法理解と再構(gòu)成に見られる古禮的脈絡(luò)の考察 ……… 樸 禮慶(篠原啓方?吾妻重二 訳)
第二部 『家禮』の伝播と変容
中國(guó)明清時(shí)代における『朱子家禮』の普及と定著 ………………………………… 楊 志剛(井澤耕一 訳)
『朱子家禮』の受容と普及――東伝版本の問題を中心に ………………………… 張 東宇(篠原啓方 訳)
日本における『家禮』の受容――林鵞峰『泣血余滴』『祭奠私儀』を中心に ………………… 吾妻重二
琉球における『朱子家禮』の受容と普及過程――『四本堂家禮』の性格 ……………………… 三浦國(guó)雄
ベトナムにおける家禮の受容と改変――祝文を中心に …………………………………………… 嶋尾 稔
第三部 東アジアにおける『家禮』の様相
Ⅰ中國(guó)における『家禮』文化の諸相
南宋期における『周禮』學(xué)について――朱熹の『周禮』解釈を中心に ……………………… 井澤耕一
明末?河南新安における『朱子家禮』の現(xiàn)場(chǎng)――呂維祺の冠禮を中心に …………………… 白井 順
朱熹の『家禮』における飲食物 ………………………………… パトリシア?イーブリー(吾妻重二 訳)
Ⅱ日本における『家禮』文化の諸相
後期水戸學(xué)の喪祭禮 ………………………………………………………………………………… 澤井啓一
淺見絧斎と『朱子家禮』…………………………………………………………………………… 田 世民
朱子『家禮』と懐徳堂『?jiǎn)始浪秸h』……………………………………………………………… 湯淺邦弘
Ⅲ韓國(guó)における『家禮』文化の諸相
嶺南學(xué)派における『朱子家禮』の受容――東厳 柳長(zhǎng)源の『常変通攷』を中心として
…………………………………………………………………………… 権 鎮(zhèn)浩(吾妻重二 訳)
畿湖學(xué)派における『朱子家禮』の受容 ………………………………………… 都 民宰(吾妻重二 訳)
十七、十八世紀(jì)の朝鮮使節(jié)が観察した中國(guó)の儀禮 …………………………… 何 淑宜(吾妻重二 訳)
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