出版時間:2007/12 出版社:和泉書院 作者:小田剛
內容概要
侍従、殷富門院大輔らと並稱される「沖の石の讃岐」の全歌注釈。著者の前著『小侍従全歌注釈』同様、「本文」、「校異」、「語注」、「(口語)訳」、「本歌?本説」、「補説?參考事項?參考歌?類歌」の順に配列し、各歌の流れ?変化?〝移り変わり″にも留意して注を施す。対象歌は重出歌4首や他人の歌11首も含めて、362首。おおむね、前著の方法を踏襲。
定家、西行らの巨峰に続く、第二グループの歌人ともいえる、これら小侍従や讃岐の歌を解明することによって、広い視點からの新古今(歌人?時代)研究が、さらに進捗し、新古今世界の本質や全容が、より明確となっていくことが期待される。次回は定家の百首歌、五十首歌の予定。
作者簡介
1948?昭和23年京都市に生まれる。神戸大學大學院文學研究科修士課程(國文學専攻)修了。京都府乙訓高等學校教諭(國語科)。専攻は中世和歌文學(本データはこの書籍が刊行された當時に掲載されていたものです)
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