明恵上人の研究

出版時間:2002/04  出版社:和泉書院  作者:野村卓美  

內(nèi)容概要

鎌倉時代初期の高僧?栂尾高山寺の開祖明恵(1173~1232)は當(dāng)時の仏教者の中では異色な存在であった。教義も伝統(tǒng)的な東大寺のそれに比すると「異端」とされる。しかし、後鳥羽院?九條兼実等の政治家、運(yùn)慶?湛慶?快慶という仏師、慶政?鴨長明等の説話編集者、定家?公経をはじめとする歌人、藤原孝道という音楽家、貞慶?賀茂能久という宗教者、如上の當(dāng)時を代表する人物との交遊があり、多くの影響を與えている。また、私家集を編纂し、法然の著述を激しく非難し、四十年間夢の日記を書き継ぎ、幾つかの絵巻物の制作に加わり、數(shù)多くの講式を作成し、承久の亂後には尼寺を経営する等、當(dāng)時の社會に多大の足跡を殘している。明恵に関する関心は次第に深まっているが、未だ全體像が正確に理解されているとは言えない狀況にある。
その明恵について、説話(集)と仏道修行の関係、諸蕓術(shù)家との広汎な交遊関係、夢?夢記と仏教の関わりを論じ、明恵伝記の成立?変容、二講式の翻刻と注釈を試みた。

作者簡介

1948年6月山口県美禰郡に生まれる。1972年3月北九州市立北九州大學(xué)文學(xué)部國文學(xué)科卒業(yè)。1974年3月大谷大學(xué)大學(xué)院仏教文化専攻修士課程修了。1977年3月大東文化大學(xué)大學(xué)院日本文學(xué)専攻博士課程満期退學(xué)。1977年4月以降、都立高校國語科教諭。2002年2月現(xiàn)在、都立戸山高等學(xué)校國語科教諭(本データはこの書籍が刊行された當(dāng)時に掲載されていたものです)

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