二代目市川団十郎

出版時(shí)間:2004-12  出版社:ミネルヴァ書(shū)房  作者:田口 章子  
Tag標(biāo)簽:無(wú)  

內(nèi)容概要

あらゆる意味で今日の歌舞伎の基礎(chǔ)を確立した二代目市川団十郎。本書(shū)ではこの二代
目の存在価値がいかに大きかったかを5つの視點(diǎn)((1)家の権威確立、(2)荒事蕓と和事
蕓の融合、(3)家の蕓の確立、(4)義太夫狂言への道、(5)役者の社會(huì)的地位の向上)から
読み解き、二代目市川団十郎の人物像に迫る。
歌舞伎四百年の歴史のなかで、名人あるいは名優(yōu)といわれた役者はたくさんいるが、
「市川団十郎」は特別な存在として人びとを魅了しつづけてきた。しかし、當(dāng)代ま
で12人存在する市川団十郎の名を特別な存在にしたのが、二代目団十郎だったことを
知る人は意外に少ない。
彼は、17歳のとき舞臺(tái)上で刺殺されるという形で父親(初代団十郎)を亡くし、波亂
に満ちた役者人生のスタートをきったにもかかわらず、くじけることなく頂點(diǎn)をきわ
めた。
舞臺(tái)上で不動(dòng)尊像となって団十郎を神格化し江戸庶民に自分を信仰させたり、「歌舞
伎十八番」の基礎(chǔ)をつくったり、「隈取」を進(jìn)化させたりするなど、歌舞伎の歴史を
振り返ってみると、二代目団十郎は実に重要な存在なのである。
襲名ラッシュではなやかな最近の歌舞伎界。そのはじまりは二代目団十郎だったこと
を知ることで、あらためて現(xiàn)在の歌舞伎と出會(huì)い、あらたな歌舞伎の世界がひらけて
くる一冊(cè)。

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