重要文化的景観への道

內(nèi)容概要

大分県豊後高田市の「田染荘小崎」は、平安時(shí)代から中世にかけて宇佐八幡宮の根本荘園として栄え、その水田景観が往時(shí)とかわらない良好な狀態(tài)で保持され、いまに伝えられる村落遺跡である。六郷満山の仏教文化、熊野磨崖仏などの石造文化財(cái)、豊かな自然環(huán)境など地域資源が豊富であり、環(huán)境（エコロジー）と史跡（サイト）を兼ね備えた野外博物館「エコ?サイトミュージアム」と名付けることができる。
この田染荘の歴史的?文化的意義について、文獻(xiàn)史學(xué)?考古學(xué)?民俗學(xué)?生態(tài)學(xué)など多分野の視點(diǎn)から考察する。そして、1981年の村落遺跡調(diào)査から2010年の「重要文化的景観」の指定に至る道程を検証し、景観保存のあるべき姿を探る。

作者簡(jiǎn)介

海老澤衷（えびさわ?ただし）
1948年生まれ。早稲田大學(xué)文學(xué)學(xué)術(shù)院教授。日本中世史、荘園史研究を?qū)煿ァ，F(xiàn)在は、東アジア村落の水利史、水稲文化などを研究。
著書に『荘園公領(lǐng)制と中世村落』（校倉(cāng)書房、2000年）、『景観に歴史を読む史料編』（トランスアート、2005年）などがある。
服部英雄（はっとり?ひでお）
1949年生まれ。九州大學(xué)大學(xué)院比較社會(huì)文化研究院教授。同研究院長(zhǎng)。日本中世史専攻。
著書に『景観にさぐる中世』（新人物往來(lái)社、1995年）、『地名の歴史學(xué)』（角川叢書、2000年）、『武士と荘園支配』（山川出版社、2004年）、『峠の歴史學(xué)』（朝日新聞社、2007年）などがある。
飯沼賢司（いいぬま?けんじ）
1953年生まれ。別府大學(xué)文學(xué)部教授。日本古代?中世史専攻。
主要著書に「中世のムラ―景観は語(yǔ)りかける』（共著、東京大學(xué)出版會(huì)、1995年）、『ヒトと環(huán)境と文化遺産―21世紀(jì)に何を伝えるか』（共編著、山川出版社、2000年）『環(huán)境歴史學(xué)とはなにか』（日本史リブレット23）（山川出版社、2004年）、『八幡神とはなにか』（角川書店、2004年）などがある。

書籍目錄

序　重要文化的景観への道―エコ?サイトミュージアム田染荘―／海老澤衷
Ⅰ　重要文化的景観と農(nóng)村の未來(lái)
見(jiàn)えない風(fēng)景の連関と継承―田染小崎の風(fēng)景の価値／佐々木葉
荘園遺跡の文化的景観―骨寺から田染へ／入間田宣夫
田染荘域における水田開発の諸段階と小崎／海老澤衷
田染荘小崎の學(xué)術(shù)的価値／服部英雄
荘園村落遺跡と文化的景観―田染荘小崎の重要文化的景観選定に至る道程／飯沼賢司
広域村落遺跡の保護(hù)と文化的景観／後藤宗俊
Ⅱ　広域水田遺跡調(diào)査と田染荘
考古資料からみた田染盆地／宮內(nèi)克己
田染地域の水田開発と集落／後藤一重
熊野墓地にみる中世?近世?近代／山田拓伸
村落と信仰―田染モデルの構(gòu)築／段上達(dá)雄
近世村落景観の復(fù)原―村絵図と地籍図から景観の変化を考える／出田和久
Ⅲ　重要文化的景観の保存と活用
文化的景観と世界遺産／高木徳郎
國(guó)東半島における「荘園村落遺跡調(diào)査」の軌跡／櫻井成昭
豊後高田市の田染荘保存の軌跡―田園空間博物館構(gòu)想から重要文化的景観へ／藤重深雪
田染荘小崎の生物多様性と農(nóng)耕／足立高行
田染荘小崎地區(qū)の植生と植物／小田毅
農(nóng)村振興と景観保全―農(nóng)村整備が取り組む「美しい農(nóng)村景観づくり」／重岡徹
田染荘小崎におけるトンボたち／佐藤さくら
あとがき／海老澤衷?服部英雄?飯沼賢司

圖書封面

評(píng)論、評(píng)分、閱讀與下載

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