清朝史通論

出版時間:1993  出版社:平凡社  作者:內(nèi)藤湖南  
Tag標(biāo)簽:無  

內(nèi)容概要

清朝二百六十年余を、思想?文化を中心に明快かつ大膽な史観によって語り盡した、內(nèi)藤湖南會心の講義録。清朝滅亡前夜に、その後の中國の姿を透視した「清朝衰亡論」をも併せ収める。
本書は、湖南こと內(nèi)藤虎次郎による京都帝大での講演をまとめたもので、「清朝史通論」と「清朝衰亡論」の2編を収録しています。著者は所謂「京都學(xué)派」の鼻祖であり、彼の中國観?歴史観は、その後の我が國東洋史研究に多大の影響を及ぼしていくことになります。されば、內(nèi)藤湖南とはいかなる人だったのでしょう。本書収録の2編は、それぞれ彼の面目を遺憾なく現(xiàn)しています。
「通論」は、政治?経済のみにとどまらず、思想?文化?蕓術(shù)?學(xué)問等をも網(wǎng)羅した幅広い內(nèi)容となっており、時代の様相をさまざまな角度から総合的に捉えていくという點(diǎn)で、後に反対派からは「文化史観」とも評された京都學(xué)派の特徴につながっていくものと言えましょう。
「衰亡論」の方は、辛亥革命が正に展開している最中での講演です。清朝凋落今日の淵源を歴史の中に説き起こすと同時に、目前における革命ドラマの展開が迫真をもって語られていきます。ジャーナリスト出身者たる湖南の面目躍如といったところではないでしょうか。
何れの論文についても、些か主観的な部分もあるものの、全體としてバランスの取れた內(nèi)容であり分量的にも小ぶりであり、時代のあらましをざっと理解するには便利です。ただし、特に「通論」の方については、學(xué)者や蕓術(shù)家などマイナーな固有名詞が相當(dāng)出てくるので、前提知識が全くない方には一寸読みづらいかも知れません。

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