出版時(shí)間:2005年02月 出版社:東方書(shū)店 作者:包慕萍
內(nèi)容概要
元來(lái)、中華の農(nóng)耕文化とモンゴルの遊牧文化は萬(wàn)里の長(zhǎng)城を境界として區(qū)分されていた。しかしながら18世紀(jì)から19世紀(jì)にかけて、チベット仏教の導(dǎo)入と清朝の版図への編入に伴って中華文化が境界を超えて流入、浸透し、モンゴルにおける伝統(tǒng)的な遊牧都市は定住的な都市へと変貌を遂げていくことになる。さらに、19世紀(jì)後半から20世紀(jì)にかけて西洋からの影響を受けることによって、西洋化も進(jìn)んでいった。以上の流れを踏まえつつ、現(xiàn)在の中國(guó)內(nèi)モンゴル自治區(qū)の省都?フフホトを中心に、モンゴルにおける18世紀(jì)から20世紀(jì)にかけての都市と建築の歴史的な変容の過(guò)程を系統(tǒng)的に記述することが本書(shū)のテーマである。
序 章 清朝藩部から近代へのまなざし
一、本書(shū)の研究対象と視座
二、従來(lái)の研究と問(wèn)題點(diǎn)
三、本書(shū)の用語(yǔ)と構(gòu)成
四、モンゴル帝國(guó)時(shí)代の都市建設(shè)とその特徴
(一)モンゴルの移動(dòng)宮殿オルドの構(gòu)成/(二)モンゴル帝國(guó)の首都カラコルム/(三)クビライ?ハーンの夏の都、上都/(四)クビライ?ハーンの首都、大都/(五)13世紀(jì)モンゴルにおける都市構(gòu)成の特徴
第一章 モンゴル王権およびチベット仏教治下の「遊牧都市」
はじめに
一、アルタン?ハーンの牧農(nóng)王國(guó)における都市と建築の様相
(一)漢人の流入と「板升」の建設(shè)/(二)明朝との「隆慶の和議」とフフホトの建設(shè)/(三)可動(dòng)式建築と遊牧都市の空間構(gòu)成
二、チベット仏教の導(dǎo)入と宗教中心都市への変容
(一)アルタン?ハーンによるダライ?ラマ転輪制度の創(chuàng)設(shè)とチベット仏教の導(dǎo)入/(二)フフホトのチベット仏教中心都市への変容
三、遊牧社會(huì)における都市の構(gòu)成要素とその形態(tài)
おわりに
第二章 中継貿(mào)易都市の形成とその空間構(gòu)造
はじめに
一、売買城出現(xiàn)の背景およびその商業(yè)ネットワーク
(一)移民の行政機(jī)構(gòu)「帰化城庁」の設(shè)立/(二)ロシアとのキャフタ條約の締結(jié)/(三)清朝とロシアにおけるキャフタ貿(mào)易の位置づけ/(四)中継貿(mào)易ネットワークと売買城の誕生/(五)売買城と內(nèi)地との関係
二、売買城の建築類型とその空間構(gòu)成
(一)プロトタイプとしての移民の住居/(二)商業(yè)建築類型の成立およびその空間構(gòu)成/(三)合院式商業(yè)建築の歴史的な位置づけ
三、モンゴル人、漢人、回民の宗教施設(shè)
(一)モンゴル仏教寺院の「中華式」への変容/(二)漢人の廟/(三)回民のモスク/(四)衙署と他の公共施設(shè)
四、売買城の空間構(gòu)造
(一)宗教施設(shè)を核に民族別に住み分けられた都市構(gòu)成/(二)商店街と住宅地の構(gòu)造
おわりに
第三章 綏遠(yuǎn)城の空間構(gòu)造と変容
はじめに
一、清朝における八旗城
二、風(fēng)水観に基づいた八旗城の都市計(jì)畫(huà)
三、階級(jí)制度による建築基準(zhǔn)
四、八旗城の街區(qū)の構(gòu)成と町割
五、帰化城と綏遠(yuǎn)城の雙子都市構(gòu)造の形成
六、軍事拠點(diǎn)から政治都市へ
おわりに
第四章 近現(xiàn)代の都市と建築
はじめに
一、キリスト教會(huì)建築の伝來(lái)
(一)1900年以前の布教と教會(huì)建築/(二)1900年以降の布教方針の変化と教會(huì)建築
二、鉄道開(kāi)通による都市の変容
(一)新市街區(qū)の形成/(二)洋風(fēng)「看板建築」の模倣
三、都市計(jì)畫(huà)と建築様式の変化
(一)1930年代の日本人による都市計(jì)畫(huà)/(二)戦後の包頭とフフホトの都市計(jì)畫(huà)案/(三)現(xiàn)在の建築家とモンゴル的建築表現(xiàn)
おわりに
終 章 異文化?文明を受容するアジアの近現(xiàn)代
一、モンゴルにおける異文化受容の歴史區(qū)分
(一)1572~1727年―チベット仏教の導(dǎo)入および興隆/(二)1727~1861年―清朝の「官」「民」からの影響による定住都市への変容/(三)1862~1959年―近代文明の受容
一、近世から近代へ―「近代」に対する再考
參考文獻(xiàn)一覧
作者簡(jiǎn)介
包 慕萍(ほう ぼへい バオ ムピン):1968年、中國(guó)內(nèi)モンゴル自治區(qū)シリンゴル盟生まれ。2003年、東京大學(xué)大學(xué)院工學(xué)系研究科建築學(xué)専攻博士課程修了。工學(xué)博士。現(xiàn)在、日本學(xué)術(shù)振興會(huì)外國(guó)人特別研究員。著書(shū)『瀋陽(yáng)近代建築総覧』、論文「モンゴル地域フフホトにおける都市と建築に関する歴史的研究(1723-1959)」(第2回井植記念アジア?太平洋研究賞受賞)など。
圖書(shū)封面
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