探偵小説と記號的人物

出版時間:2006年07月  出版社:東京創(chuàng)元社  作者:笠井潔  
Tag標簽:無  

內(nèi)容概要

京極夏彥や森博嗣以降の探偵小説は、キャラクター小説的な色合いを強く帯びてきている?!溉宋?、性格」という意味のほかに、「文字、記號」という意味も持つ「キャラクター」という単語。このキーワードを頼りに、探偵小説に何が起こっているのか、そして探偵小説はどこへ向かおうとしているのかを真っ向から論じる。巽昌章、鷹城宏との往復(fù)書簡や、若手ミステリ作家の北山猛邦、辻村深月、米澤穂信との座談會も併せて収録。『探偵小説と二〇世紀精神』に続く畫期的な評論集。
「キャラクター」問題を切り口に探偵小説を読み解く評論集。米澤穂信ら若手作家陣との座談會や巽昌章、鷹城宏との往復(fù)書簡も収録。
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【目次】
1 記號的キャラクターと精神的外傷(ジャンルXという提案登場人物とキャラ ほか)
2 大量死の経験と「キャラ」(多重人格とキャラ的なもの內(nèi)面領(lǐng)域の細分化と表層化 ほか)
3 清涼院流水という「問題」(探偵小説と「あえて」の意識ポストモダン第一世代と第二世代 ほか)
本格ミステリ往復(fù)書簡
座談會 現(xiàn)代本格の行方

作者簡介

笠井 潔(カサイ キヨシ)
1948年東京生まれ。79年にデビュー作『バイバイ、エンジェル』で第6回角川小説賞を受賞。以降『サマー?アポカリプス』『薔薇の女』他、矢吹駆を主人公としたシリーズなど數(shù)多くの小説を発表する傍ら、精力的な評論活動を展開。98年『本格ミステリの現(xiàn)在』編纂で第51回日本推理作家協(xié)會賞受賞。2003年の第3回本格ミステリ大賞では『オイディプス癥候群』で小説部門を、『探偵小説評論序説』で評論?研究部門をダブル受賞

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