俵屋宗達―金銀の“かざり”の系譜

出版時間:2012-1-26  出版社:東京大學(xué)出版會  作者:玉蟲 敏子  
Tag標(biāo)簽:無  

內(nèi)容概要

書のかざりや都市を彩る屏風(fēng)絵…宗達の作品に引き継がれる美の伝統(tǒng)を、奈良、平安時代まで遡って詳細(xì)に考察。
従來のイメージを刷新し、日本美術(shù)に滔々と流れる金銀の絵畫の系譜から読み直す待望の宗達論。
第1部 近代の宗達観をひらく(宗達の発見―大正末期における「平家納経」宗達補修説の出現(xiàn)から;宗達と“大和絵の復(fù)興”、あるいは“面的(絵畫的)”という言説 ほか)
第2部 宗達の活動と近世初期の料紙裝飾の隆盛(光悅書?宗達畫和歌巻の展開と「蓮下絵百人一首和歌巻」の位置;近世の書畫屏風(fēng)と宗達一門―松花堂昭乗筆「勅撰集和歌屏風(fēng)」をめぐって ほか)
第3部 金銀泥絵の探究(王朝の金銀泥絵と書蕓の風(fēng)流―「倭漢朗詠抄太田切」;中世の金銀泥絵と能阿彌筆「集百句之連歌」 ほか)
第4部 広がりゆく“絵”の豊饒と近世の屏風(fēng)絵(日月のかざり;柳橋水車図と宇治の川瀬の水車 ほか)
「琳派の祖」として名高い宗達。同時代の書家や、中世の美意識とのかかわりを分析しながら、まったく新しい宗達像を提示する。
「琳派の祖」として名高い宗達.しかし,この絵師の背後には従來の見方では捉えきれない豊かな造形世界が広がっている.本書は,本阿彌光悅とともに制作した書のかざりや,宗達を育んだ日本中世の美意識に注目し,伝統(tǒng)を受け継ぎながら新しい〈かざり〉の美を生み出した宗達の活動の全貌に迫る.

書籍目錄

第一部 近代の宗達観をひらく
第一章 宗達の発見――大正末期における「平家納経」宗達補修説の出現(xiàn)から
第二章 宗達と〈大和絵の復(fù)興〉、あるいは〈面的(絵畫的)〉という言説
第三章 宗達および「俵屋」の〈絵〉の営み――個と集団の問題
第二部 宗達の活動と近世初期の料紙裝飾の隆盛
第四章 光悅書?宗達畫和歌巻の展開と「蓮下絵百人一首和歌巻」の位置
第五章 近世の書畫屏風(fēng)と宗達一門――松花堂昭乗筆「勅撰集和歌屏風(fēng)」をめぐって
第六章 金銀泥絵?金銀泥摺絵と雲(yún)母摺ブック?デザインの交流――寛永十年紀(jì)「草木摺絵新古今集和歌巻」を手掛かりに
第三部 金銀泥絵の探究
第七章 王朝の金銀泥絵と書蕓の風(fēng)流――「倭漢朗詠抄 太田切」
第八章 中世の金銀泥絵と能阿彌筆「集百句之連歌」
第九章 連歌懐紙から見た中世景物畫の図像學(xué)
第四部 広がりゆく〈絵〉の豊饒と近世の屏風(fēng)絵
第十章  日月のかざり
第十一章 柳橋水車図と宇治の川瀬の水車
第十二章 浜松意匠から宗達筆「松島図屏風(fēng)」へ

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