出版時間:1981 出版社:新潮社
內容概要
初めての許されぬ戀に揺れ動く多紀の心。大學醫(yī)學部の教授という社會的地位をも顧みず多紀に傾いてゆく柚木。二人が初めて津和野に旅行したその途中、こんどは弟の隆彥が內ゲバの報復を受けたことを知らされる。植物人間になった弟をかかえながら、多紀は新しい生命を身ごもるのだが…。光にあふれながらも靜まりかえる京の白晝野にも似た孤獨の現(xiàn)代に愛の可能性を探ったロマン。
作者簡介
渡辺 淳一
1933年北海道生まれ。札幌醫(yī)科大學卒業(yè)後、母校の整形外科講師となり、醫(yī)療のかたわら小説を執(zhí)筆。70年『光と影』で第63回直木賞受賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文學賞を受賞。97年に刊行された『失楽園』は大きな話題をよんだ。2003年には紫綬褒章受章
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