出版時間:1956-3 出版社:新潮社 作者:福永武彥
內(nèi)容概要
研ぎ澄まされた理知ゆえに、青春の途上でめぐりあった藤木忍との純粋な愛に破れ、藤木の妹千枝子との戀にも挫折した汐見茂思。彼は、そのはかなく崩れ易い青春の墓標を、二冊のノートに記したまま、純白の雪が地上をおおった冬の日に、自殺行為にも似た手術を受けて、帰らぬ人となった。まだ熟れきらぬ孤獨な魂の愛と死を、透明な時間の中に昇華させた、青春の鎮(zhèn)魂歌である。
作者簡介
(1918-1979)福岡県に生れる。一高在學中から詩を創(chuàng)作する。東大仏文科卒。戦後、詩集『ある青春』、短編集『塔』、評論『ボオドレエルの世界』、10年の歳月を費やして完成した大作『風土』などを発表し注目された。以後、學習院大學で教鞭をとる傍ら『草の花』『冥府』『廃市』『忘卻の河』『海市』等、抒情性豊かな詩的世界の中に鋭い文學的主題を見據(jù)えた作品を発表した。1961年『ゴーギャンの世界』で毎日出版文化賞、1972年『死の島』で日本文學大賞を受賞。評論、隨筆も世評高い。
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