殺人者志願

出版時間:2000-6  出版社:講談社  作者:岡嶋二人  
Tag標簽:無  

內容概要

「ある人物を、殺してもらいたい」。菊池隆友と鳩子の若夫婦は、突然の話に言葉を失った。膨らんだ借金に困り果て、鳩子の親戚である會社社長に泣きついた二人は、借金を肩代わりする條件として、殺人を依頼された。背に腹はかえられない。二人はターゲットの身辺調査に取りかかる。息もつかせぬ傑作長編推理。

作者簡介

徳山諄一と井上泉(現(xiàn)?井上夢人)による共作作家。
1982年
「岡嶋二人」名義による『焦茶色のパステル』で第28回江戸川亂歩賞を受賞して作家デビュー。
1985年
『チョコレートゲーム』で第39回日本推理作家協(xié)會賞受賞。
1988年
『99%の誘拐』で第10回吉川英治文學新人賞を受賞。
1989年
『クラインの壺』発刊と同時に「岡嶋二人」を解散。
1992年
「井上夢人」名義の『ダレカガナカニイル...』でソロデビュー。
上記が、恐ろしく簡単な略歴です。
デビュー當初からミステリーを書いていましたし、ミステリー作家として分類されることが多いのですが、獨立して「井上夢人」として書くようになってからは、純然たるミステリーは1本も書いていません。(でももちろん、「ミステリー作家」と呼んでくださったって、ちっとも構わないのです。ただ、「ミステリーが読みたくて買ったのに......」なんてことが起こるかもしれませんけど )
ソロデビューをする以前は、「人さらいの岡嶋」などと呼ばれたりもして、誘拐物の小説が得意だったことになっているようですが、誘拐物──さほど多いわけでもありません。
「井上夢人」の名前で仕事をするようになってからは、コンピュータに強い作家などと呼ばれることもあるようですが、実際は好きでいじくっている程度ですから、そんなに強いわけじゃありません。小説の題材にしばしばコンピュータやネットが登場するので、そんなふうに思われているだけです。

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