終戦のローレライ (下)

內(nèi)容概要

數(shù)々の文學(xué)賞を受賞し話題となった、前作『亡國(guó)のイージス』から3年。再び大海原を舞臺(tái)とした骨太な海洋冒険小説が誕生した。本文は2段組、上下巻あわせて1000ページを超える大作である。
第2次大戦末期、主人公の海軍新兵?折笠征人は、未だ知らされぬ任務(wù)のため親友の清永と広島の呉軍港に降り立つ。そこでは、1隻の潛水艦が彼らを待っていた。その潛水艦こそは、戦爭(zhēng)の形態(tài)を根本から変えてしまうという秘密兵器「ローレライ」を搭載していたドイツ軍のUボートだった。しかし、日本に到著する前、アメリカ軍の執(zhí)拗な追撃のために「ローレライ」はやむなく日本近海に投棄されてしまっていた。折笠たちに與えられた極秘任務(wù)とは、それを回収することにあった。それを阻止せんとするアメリカ軍とのあいだで苛烈な戦闘が繰り広げられる。そして、その秘密兵器を日本の終戦工作に使おうとする陰謀が、密かに進(jìn)行していた。
著者は、彼らの生死をかけた生き様や心理描寫(xiě)を通して、國(guó)家や民族について、また、日本人とは何なのか、そしてあの戦爭(zhēng)は何だったのかを、前作同様読者に問(wèn)いかけ続ける。重いテーマを背負(fù)い込んでいる作品だが、読み手があまり負(fù)擔(dān)に感じないのは、物語(yǔ)がエンターテイメント性を失わないからであろう。
ここで描かれているのは過(guò)去の時(shí)代である。しかし問(wèn)われていることは、いま日本という國(guó)に生きているわれわれ自身が直面している問(wèn)題である。そういう意味で、この小説は「現(xiàn)代小説」といえるだろう。2003年度吉川英治文學(xué)新人賞受賞。（文月 達(dá)）

作者簡(jiǎn)介

福井 晴敏
1968年、東京都墨田區(qū)生まれ。
98年「Twelve Y.O.」で第44回江戸川亂歩賞を受賞し作家デビュー。99年『亡國(guó)のイージス』では第2回大藪春彥賞、第18回日本冒険小説協(xié)會(huì)大賞、第53回日本推 理作家協(xié)會(huì)賞を受賞。2002年『終戦のローレライ』では第24回吉川英治文學(xué)新人賞、第21回日本冒険小説協(xié)會(huì)大賞を受賞。05年には原作が3本映畫(huà)化 された(「BOOK著者紹介情報(bào)」より：本データは『機(jī)動(dòng)戦士ガンダムUC(4) パラオ攻略戦 　(ISBN-13: 978-4044748081 )』が刊行された當(dāng)時(shí)に掲載されていたものです)

圖書(shū)封面

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