出版時間:1965-2 出版社:講談社 作者:久松潛一
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內(nèi)容概要
自然の偉大な姿を率直に表現(xiàn)し、人間の生きのびる喜び、悲しみ、苦しみを高らかにうたった萬葉集は古代から日本人の心にしみこみ、長く親しまれ、愛されてきた不朽の古典である。また、その「ますらおぶり」はたんに文學(xué)だけでなく、思想や蕓術(shù)にもはかりしれないほどの影響を與えつづけてきた。本書は幼いころから萬葉に接し、以來50年萬葉を研究しつづけてきた斯界の第一人者が人麻呂、赤人、家持、憶良、旅人などの名歌を自由に引用し、歴史、風(fēng)土、人生観などのさまざまな角度から日本の抒情詩のふるさとを訪ねた意欲の書であり、また萬葉をひもとく人々へのもっとも適切な入門書である。
萬葉人の愛──萬葉時代人の人間的自覚は、人間を愛することと、人間の死を悲しむことに切実に現(xiàn)れています。萬葉集の歌の分類が戀の歌などを贈答する相聞、葬式のときにうたう挽歌を2つの主軸として、これ以外の種々の場合を雑歌としているのは、愛と死とが、人間にとって最も重大な點であると考えたからでしょう。萬葉時代は、すべてのものを愛するところから出発します。相聞はわれと他人との贈答をさしていますが、その中心となるのは男女の戀愛です。しかしそれだけでなく、親兄弟の贈答の場合も相聞といわれます。この點が古今集以降においては戀愛に限られてしまうのと相違しています。──本書より
作者簡介
1894年(明治27年)愛知県生まれ。東京帝國大學(xué)文學(xué)部卒業(yè)、専攻、日本古典文學(xué)。第一高等學(xué)校、東京大學(xué)、慶応義塾大學(xué)教授を歴任。文學(xué)博士。1976年3月沒。
著書に、『日本文學(xué)評論史』──至文堂、『近世和歌史』──東京堂、『日本文學(xué)史?上下』──弘文堂──など多數(shù)あり、多年の業(yè)績をまとめた『久松潛一著作集』──至文堂──も刊行されている。
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