浮世絵博覧會

出版時間:2001年05月  出版社:角川書店  作者:高橋克彥  

內容概要

本の內容
數多くの浮世絵ミステリーを手がけてきた著者が自らの説をまとめた浮世絵論決定版。長年謎と言われてきた「寫楽の正體」を綿密な文獻調査から推理し、北斎の放浪癖、収入の試算から「北斎が隠密だった」という大膽な仮説を導き出すなど、スリリングな論理の展開が楽しめる。多彩な図版によって、浮世絵の魅力をわかりやすく伝えながら、デビュー前にしたためた春畫「初桜」についての秘蔵原稿までを収めた浮世絵ファン、高橋克彥ファン垂涎の貴重本。
目次
寫楽を探せ 追跡、謎の能役者—対談者?井沢元彥?杉浦日向子
寫楽はだれだ—対談者?池田満壽夫?井沢元彥?杉浦日向子
謎の絵師寫楽の世界
“寫楽は誰か”について三十一の説
北斎?歌麿?広重の比較人生模様—対談者?杉浦日向子
推理 北斎は隠密か
歌麿とその時代を活寫する—対談者?里中満智子
絵畫ミステリー対談 ひまわりと星月夜—対談者?藤原伊織
明治のエロス折帖?十二図 初桜

作者簡介

高橋 克彥(タカハシ カツヒコ)
1947年巖手県盛岡市生まれ。美術館勤務を経て、83年『寫楽殺人事件』で江戸川亂歩賞を受賞、デビュー。その後、『総門谷』で吉川英治文學新人賞、『北斎殺人事件』で日本推理作家協會賞、『緋い記憶』で直木賞をそれぞれ受賞

圖書封面

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