和解とナショナリズム

出版時間:2006-12  出版社:朝日新聞社  作者:若宮 啓文  

內(nèi)容概要

謝罪の決定版というべき「村山談話」から10年以上―。大きく進(jìn)んだアジアとの和解の針を一気に巻き戻したのは、小泉首相が繰り返す靖國參拝だった。隣國で高揚(yáng)する民族感情とも刺激し合いながら、頭をもたげるナショナリズム。戦後60年が過ぎても「アジアの中の日本」という自畫像をはっきり描けない現(xiàn)実の裏には、和解と反発の間を揺れ動く戦後政治の煮え切らない姿があった。日本の政治は戦後、アジアとどう向き合ってきたのか。そして今後どう向き合って行くのか。本書では、戦後政治の基礎(chǔ)をつくった吉田?岸から小泉?安倍までを綿密に検証し、日本のアジア政策を丹念に読み解いていく。好評の舊著『戦後保守のアジア観』(1995年刊)に徹底加筆、再構(gòu)成して戦後政治を解説した決定版テキスト。

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